このゲームは、かつてゲームボーイ/カラー用として発売された「ポケットモンスター金・銀」のリメイク作である。
このページは、どの部分がアレンジされたかの一覧である。
登場ポケモンや戦闘システム、アイテムなどは世代そのものが違うので省略。
あくまでゲーム中のイベントなどを中心にピックアップする。
どのようなことが | オリジナル版(金・銀) | ハートゴールド・ソウルシルバー | 備考 |
ポケモンのタマゴについて | 当時タマゴという発見は画期的で、 ポケモンじいさんの発見に対して ウツギ博士は相当驚いていた | タマゴの発見はさほど珍しいものではない という解釈 | 第3・4世代でのタマゴの 普及を受けての変更 |
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ライバルの肩書き | 唯一の肩書きなし | 「ライバルの ○○○○○」 | 肩書きのないトレーナーは 通信対戦の相手のみとなった |
ライバルとの初戦 | 名前は「???」 「オレの名は???」と言っていたのを、 後にプレイヤーが入力して決定する | 名前は「とおりすがりの しょうねん」 彼が落としたトレーナーカードを 見たということになっており、 その名前を後にプレイヤーが 入力して決定する | 見たまま「???」と名づけるプレイヤーが いたためと思われる |
ポケギアの電話帳 | 上限あり いっぱいになった場合は消すことができる | 上限なし 登録できる登場人物は 全員登録することができる 一度登録したら消去不可 | |
ジョウトの野生ポケモンとの 戦闘BGMの時間帯での変化 | 朝昼と夜では異なる (夜は少し静かめになる) | 変わらない | GBプレーヤーを使用しても 常に朝昼のBGMになる |
ウイングバッジの効果 | フィールド上で「フラッシュ」が使えるようになる | フィールド上で「いわくだき」が 使えるようになり、 さらに人からもらったポケモンでも レベル20までなら言うことを聞く | 初心者向けと思われる、 2番目のリーダーまでの救済措置 こうした措置を取るのは全シリーズ中初 |
アルフのいせきの石版パズル | 16枚全部の並び替え ピースの向きはそのまま使う | 最初からはまっているピースがある タッチでピースの向きを変えられる | |
コガネシティのラジオ塔でのクイズ | その時は必須ではない (カントーに行くにあたって必須にはなる) | 必須 | アカネをジムに行かせるために 正解しなければならない |
アオイのあいことばのポイント | 溜めたら好きな景品と交換できる (今作でいうBPのような使い方) | 使用することはできない 決まった数に到達すると景品が貰える 30溜まったら0に戻る | |
ゲームコーナーの施設 | スロットマシンとカードめくり | スロットマシンのみ | なぜかカードめくりがオミットされた |
エンジュシティの歌舞練場 | まいこはん5人に勝てば、 ひでんマシン03を取得 | 最初は襲撃してきたロケット団一人を倒せば ひでんマシン03を取得 バッジが8個になったら 再び来ることになる | |
ひでんマシン04の入手法 | アサギシティの食堂で 船乗りから貰う | 42ばんどうろを通過しようとすると 山男がやってきて渡してくれる | アサギの食堂では 「かいりき」を山男が持っているという 情報が聞けるだけになった |
ロケット団幹部 | 誰にも名前はない 幹部は2人 | それぞれに名前がある ヤドンのいどのしたっぱが幹部に昇格 その結果、幹部が3人になった | |
ロケット団幹部戦のBGM | 通常トレーナー戦のBGM | ロケット団戦のBGM | |
ロケット団アジトでの2on2バトル | したっぱをワタルに任せ、自分は幹部と戦う | ダブルバトル(厳密にはマルチバトル) | |
占拠されたラジオ塔に侵入する際 | そのまま侵入できる | そのままでは2階に侵入できず、 地下通路でロケット団の服を着せてもらう | |
ひでんわざ「うずしお」 | フィールド上の渦を消し去る | 渦の上を通過する | 毎回必要 |
ホウオウ・ルギアに会うイベント | 必須ではない | 必須 | イベント消化まではカントー地方に行けなくなった |
アクア号の乗客トレーナー との戦闘 | 乗るたびに1度戦闘可能 さらに1日に何度も乗ることで 戦闘も複数回できた | 通常トレーナー同様、 1度きりしか戦えない | |
カントーのジムリーダー勢 | レベルは40台中心、高くても50〜53 ワタルに勝てたならどこも楽勝 | レベルは少なくとも51以上はあり、 さらなるレベルアップを必要とする | |
クチバシティジム | 仕掛けが故障しており、 すぐにマチスと戦える | 仕掛けが復旧しており、 旧作と同じくゴミ箱の中から スイッチを見つける | |
カントーの通常トレーナーとの 電話番号の交換 | 誰ともできない | ジョウト同様、所々でできる | |
ハナダシティ、セキチクシティなど | BGMが一部専用のものではなく、 ニビ、タマムシのBGMを流用 | ほぼ全ての町で旧作と同じBGMを使用 | なぜかオーキド研究所では 外のBGMをそのまま使用 |
マシンのパーツの隠し場所 | プールの中 | 脇の浮き輪の中 | 「機械を水の中に隠す」のは おかしいと判断? |
ラッキーチャンネルの種類 | IDNo一致 | 下から選ばれる IDNo一致 指定した道具を持って来る | |
カントーのポケモンこもりうた | みんなでうたおう | ポケモンミュージック | |
オーキド博士のポケモン講座(ラジオ) | ジョウトのみ | どちらでも聴ける | オーキド研究所にいる 研究員のセリフも変更 |
セキチクシティ | サファリゾーンが閉鎖され、ジム以外は特に何もない | サファリゾーンのあった場所が、 新たにパルパークとして営業 | |
おつきみやまのBGM | イワヤマトンネルやディグダの穴と同じく、 旧作BGMのアレンジ版を使用 屋外にある広場は専用のBGMを使用 | (何故か)アルフの遺跡のBGMを使用 屋外の広場も月曜日の夜以外は 洞窟内と同じBGMのまま | GBプレイヤーも同じ |
トキワの森の扱い | 道が旧作をイメージして入り組んでいるだけで、 扱いはあくまで「2番道路」 | 「2番道路」と「トキワの森」は区別されている | |
トキワシティのトレーナーハウス | 「ふしぎなおくりもの」で通信した相手の 手持ちポケモンと戦闘 経験値、賞金を得られる | ポケウォーカーで通信した相手の 手持ちポケモンと戦闘 BPが得られる レベルが50に統一される | |
ジムリーダーとの再戦 | なし | ジムリーダーの電話番号を 手に入れることで可能 強化もされる (手持ち6体&レベルは50〜60代前半) | |
ふたごじま | 洞窟自体はほぼなくなっており、カツラ戦のみ ジムトレーナーも一人もいない | 洞窟もそのまま残っており、 洞窟の上にジムを仮建設 ジムトレーナーも複数名いる | 洞窟の構造は「赤・緑」などのシリーズとは 全く異なっている |
グリーン | いつでも話しかければジムに戻っていく | バッジが15個ある状態で 話しかけなければならない | |
トキワシティジム | 仕掛けは一切なし ジムトレーナーも一人もいない | 乗ると移動させられる床を使った 複雑な構成に ジムトレーナーも複数名いる | |
19ばんすいどうの 再開通時期 | マサラタウンに到達した時点で開通 | バッチ16個取得後 | |
カントー⇔ジョウトの移動 | 基本的に「そらをとぶ」で 直接移動ができないので、 リニアやアクア号を利用するか、 ワカバタウンから海を抜けていく | 「そらをとぶ」で直接移動が できないのは同じだが、 26番道路とセキエイ高原に限り どちらの地方からも移動が可能なので、 そこを中継地点として移動ができる | シロガネ山は28番道路までは カントー地方扱い (戦闘BGMで確認可能) |
ポケモンリーグ | 強化なし | バッジ16個取得後、強化される | |
シロガネ山 | 暗い(フラッシュが必要) 正規ルートには特殊な仕掛けはない | フラッシュは不要だが、ロッククライムが必要 外は雪が降っており、戦闘中「あられ」になる レッドとの決戦の場もあられが降っている | |
ハナダの洞窟 | 崩壊 洞窟があった場所の前には アイテム「はかいのいでんし」が存在し、 「ミュウツーの残骸か?」と騒がれた | 「はかいのいでんし」が「きんのたま」になっている 洞窟はきちんと存在 カントーのジムリーダーを全員倒せば入れる | 「はかいのいでんし」は消滅 |
金・銀にはマイナーバージョンとして「クリスタルバージョン」が存在した。
このクリスタルバージョンからの新要素も、一部ハートゴールド・ソウルシルバーに取り入れられている。